育休中に家族で楽しむMSCベリッシマのクルーズ旅行。ドリンクパッケージの購入は便利ですが、実際には水筒を活用することでお得に楽しめる方法もあります。赤ちゃん連れでビュッフェの無料ドリンクを上手に活用すれば、節約しながら快適な船旅を満喫できるんです!この記事では、ドリンクパッケージの「あり」と「なし」の両方を経験した私たちが、ドリンクパッケージの内容やメリット・デメリットを詳しく解説しつつ、水筒を使った賢い旅行術をご紹介します。
はじめに
こんにちは、”100日後に育休するリーマンくん”です!クルーズ旅行を計画していると、「ドリンクパッケージ、つけたほうがいいのかな?」と一度は考える方も多いのではないでしょうか。MSCベリッシマにはさまざまなドリンクパッケージが用意されていますが、実際に使うとなると「本当にお得なの?」「元が取れるのかな?」と疑問も湧いてきますよね。
結論から言うと、ドリンクパッケージは上手に使えばとても便利ですが、必ずしも全員に必要というわけではありません。旅行スタイルや飲み物の好みによっては、「つけない選択肢」が意外と賢い場合もあるんです。
そこで今回は、MSCベリッシマのドリンクパッケージについて、その内容やメリット・デメリットをわかりやすく解説します。さらに、新婚旅行でのMSCファンタジアでは「ドリンクパッケージあり」を選んだ私たちが、育休中のMSCべリッシマでは「ドリンクパッケージなし」を選んで乗船した経験や、育休中ならではのおさえおきたいポイントも交えて解説します。購入するかどうか迷っている方の参考になればと思います!
育休を取得した私たちが、なぜクルーズ旅行に行こうと思ったのかは、こちらの記事で詳しく紹介しています。
新婚旅行のMSCファンタジアの西地中海クルーズ旅行では、ドリンクパッケージを利用しました。MSCファンタジアの西地中海クルーズ旅行の体験記はこちらです。ぜひご覧ください。
MSCベリッシマのドリンクパッケージ vs 水筒活
MSCベリッシマのドリンクパッケージってどんなもの?
まず、MSCベリッシマで選べるドリンクパッケージについてお話しします。MSCベリッシマでは、クルーズ旅行中の飲み物を自由に楽しめる便利な「ドリンクパッケージ」が提供されています。これらのパッケージは、乗船中に追加料金を気にせず、さまざまな飲み物を楽しみたい方にぴったりです。
特徴
同室の乗客が同じパッケージを購入
同じキャビンに宿泊するすべての乗客が同一のパッケージを選ぶ必要があります。
飲み放題の対象ドリンク範囲がパッケージによって異なる
ハウスワインやソフトドリンクを楽しめる手軽なプランから、プレミアムなカクテルや高級スピリッツまで対応する豪華プランまで、5つの種類が用意されています。
料金は1日単位で設定
パッケージ料金は、1日ごとに設定されており、乗船全日程での購入が必要です。
種類 | 1日の料金 |
---|---|
イージーパッケージ | 約 60ドル |
イージープラスパッケージ | 約 75ドル |
プレミアムエキストラパッケージ | 約 100ドル |
ノンアルコールパッケージ | 約 35ドル |
ノンアルコールパッケージ(お子様用) | 約 25ドル |
各ドリンクパッケージの詳細は、”BUTEクルーズちゃんねる”さんが詳しく解説されていますのでご覧ください。(私たちも、旅行前にこの動画を何回も見ました!)
これらのパッケージにはサービス料も含まれているため、都度の追加料金は発生しませんが、一見便利そうですが、料金をよく見ると「これ、毎日使い切れるのかな?」と心配になることも。購入前に自分の旅行スタイルをしっかり考えることが大切です。
ドリンクパッケージのメリットと気になる点
メリット
ドリンクパッケージをつける最大のメリットは、やはり「好きなときに好きなだけ飲める」という安心感です。船内のドリンクは単品価格が割高で、カクテルなら1杯9ドル、ビールは7.5ドル、ソフトドリンクは3.5ドルほどします。円換算すると、なんと、ビール1杯で約1100円、ミネルルウォーター500mlで約500円くらいします。これを毎回払うのは正直痛いですよね。
パッケージがあれば、「今日はあと何杯までならお得かな?」なんて計算する必要もなく、気軽に好きなものを頼めます。特にアルコールが好きな方や、「旅行中くらい贅沢したい!」という方にはピッタリです。私たちも、新婚旅行のクルーズ旅行(MSCファンタジア)では、実際にドリンクパッケージを使いましたが、やはり、船内のどこでも(レストラン、バー、ロビー的なところ、プールサイドなど)、いつでも、気軽にドリンク(アイスクリームも)を楽しむことができて、本当に良かったです。
気になる点
でも、デメリットもあります。最大の問題は、「本当に元を取れるのか?」という点です。たとえばイージーパッケージの場合、1日60ドルを回収するにはビールなら8杯以上、飲む必要があります。毎日これだけの量を飲み続けるのは、思った以上に難しいもの。寄港先では船から降りて観光しますし(船外で食事することも考えられますね)、旅行中は意外と観光やアクティビティで疲れることも多く、飲むペースが落ちてしまうことも考えられます。
また、健康面の配慮も忘れてはいけません。毎日ジュースやお酒を摂取すると、糖分やアルコールの過剰摂取が気になるところです。旅行中だからこそ、体調管理も大切ですよね。
そして、船内には無料で楽しめるドリンクもあります。ビュッフェレストランでは、朝食時にジュース、その他の時間帯にはコーヒーや紅茶、水が無料で提供されています。これらをうまく活用すれば、わざわざドリンクパッケージを購入しなくても十分なケースも多いのです。
ドリンクパッケージを使わない選択肢
ここで「ドリンクパッケージなしで快適に過ごす方法」を考えてみましょう。私たち家族が実際に体験した中で、特に効果的だったのが「ビュッフェの無料ドリンクをフル活用する」という方法です。朝食時にジュースを楽しみ、昼間や夜はコーヒーや紅茶、水をメインに。もともと、夫婦共にあまりお酒を飲まなかったこと、食生活も健康志向だったこともあり、これだけでも特に困ることはありませんでした。
また、水筒を持参しておくとさらに便利です。ビュッフェで無料の水を補充し、部屋やプールでも手軽に水分補給ができます。寄港地観光の際にも役立つので、水筒はクルーズ旅行の必需品だと思います。
さらに、飲み物が欲しくなったら、単品でオーダーするという選択肢もあります。「今日はカクテル1杯だけ」などと決めておけば、意外と費用を抑えられます。私たちも、特別な夜にはちょっとおしゃれなカクテルを頼むことがありましたが、それでもパッケージを購入するよりかなり安く済みました。
育休中のクルーズではドリンクパッケージを使わないのがおすすめ
新婚旅行ではドリンクパッケージを使った私たち夫婦ですが、育休中のクルーズではドリンクパッケージを使わないことをがおすすめします。育休中は収入も減るので、クルーズを楽しみつつも、節約できるところはしたいですよね。また、授乳中でれば、アルコールも控える必要もありますし、ママもできるだけ健康的な食事を心がけたいです。もとをとるためにあと何杯のまなきゃとか考えてる場合じゃないです(笑)ですので、育休中のクルーズ旅行では、ドリンクパッケージを使わないことをおすすめします。
イージーパッケージの場合、1日あたり約18000円(60ドル×2人分×1ドル150円の場合)の節約になりますよ!(9泊の場合だと162000円です)
赤ちゃん連れのクルーズ旅行での、離乳食やミルクの準備方法について、以下の2つの記事で詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。
ドリンクパッケージを使わない場合の注意点
ドリンクパッケージを使わない場合の注意点が一つあります。1回目のクルーズ(2023年8月)では、メイン・レストラン(≠ブュッフェ・レストラン)で食事するときに、ミネラルウォーターではない、無料の飲料水(水道水)を提供してもらえたのですが、2回目のクルーズ(2023年12月)では無料の飲料水の提供がなくなっていました。
そのため、私たちはメイン・レストランでの食事の際は、事前にビュッフェ・レストランで水筒に水を補充し、その水をコップに入れて飲むことで対応しました。これは、少し手間なのと、まわりにコップに水を注ぐときに、少し恥ずかしい感じ(背徳感!?)がしました。
メイン・レストランで食事する際は、無料の飲料水が提供してもらえるか確認してみましょう。
無料の飲料水を頼むときは「Tap water please」(タップウォータープリーズ)で大丈夫です。
まとめ
結論:ドリンクパッケージは必要?
ドリンクパッケージの購入が必要かどうかは、旅行中の飲み物の消費量やライフスタイルによって大きく変わります。「毎日お酒やソフトドリンクをたっぷり楽しみたい!」という方には、ドリンクパッケージがあると安心です。新婚旅行ではドリンクパッケージを使いましたが、実際、船内のどこでも、いつでも気軽にドリンクやアイスを楽しめ、良かった記憶しかありません(笑)
ただし、無料ドリンクや水筒を活用すれば、パッケージなしでも十分満足できる方も多いでしょう。特に、お酒を飲まない方や、子ども連れのご家族には、パッケージをつけない選択肢のほうがコストパフォーマンスが良いことも少なくありません。特に、育休中のクルーズ旅行では、金銭の面でも、健康の面でも(特に授乳中のママがいる場合)、ドリンクパッケージを使わないことをお勧めします。
クルーズ旅行は「どれだけ自分に合った楽しみ方をできるか」が鍵です。自分たちのスタイルに合った選択をして、MSCベリッシマでの船旅を思いっきり楽しんでくださいね!
育休中に行ったクルーズ旅行の詳細を知りたい方に、こちらの2ページがおすすめです!育休中に楽しむクルーズ旅行の魅力やヒントが満載です。
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